膝の痛み対策PREVENTION FOR KNEE

代表的な症例

中高年の方に起こりやすい症例と、そのメカニズムについて解説です。

偽痛風

症例概要(症状・リスク)
  • 痛風は、関節内に尿酸の結晶ができることにより関節炎が生じる病気ですが、偽関節は、石灰分の結晶が関節内に沈着することによる関節炎で、高齢者に多く発症します。
    関節に強い痛みがおこり、よく発熱を伴います。大半が膝関節で発生し、それ以外では肩関節、足関節などの大きな関節で発生しやすくなっています。 高齢者の原因が分からない発熱が、実は偽痛風によるものだったというケースが少なくありません。
    急性の偽痛風発作は数日から1週間程度でおさまります。急性痛風発作のように突然出現して自然に軽快しますが、痛風より痛みは軽度です。
  • 治療・ケアについて

    [保存療法]

    まずは安静と膝関節の冷却を行ないます。消炎鎮痛剤の内服がきわめて有効で1日から数日で炎症が治まり、確実に早期に炎症を鎮めたい場合、内服ができない場合などは、膝関節腔内注射(ステロイド剤)を行ないます。

    [手術療法]

    通常手術は行わず、保存的な治療でじゅうぶん回復します。