変形膝関節症について
多くの方が悩む「変形膝関節症」。より詳細のメカニズムや治療、ケアの方法のご紹介です。
まとめ
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変形性膝関節症の本態は、決して軟骨の摩耗だけではなく、それに伴う関節の中の炎症です。
この病気は、英語ではosteoarthritisと言い、さいごの「-itis」は炎症を意味します。直訳すると「骨関節炎」です。したがって、軟骨の摩耗をふせぎ、炎症が続かないように注意することが重要なことから、筋力を鍛えること、痛みや腫れがでた場合はしっかり安静期間をとることが、重要となります。
また、強い痛みが続いたり、まっすぐ伸びなくなったり、O脚変形が強くなると保存療法だけでは十分に歩くことができず、そのままでは筋肉や骨が弱くなってしまいます。そうした場合は、人工関節手術を積極的に検討することも大切です。
重要なことは、いつまでも自分の足でよく歩けること。変形性膝関節症の保存療法も手術療法も、このことが目的です。膝のことをしっかりしって、あなたの膝と日々の生活にお役立てください。