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しっかりガード腰スタンダードプラス
発売記念スペシャル対談 Special

人生100年時代の
腰痛ケア

人生100年時代の腰痛ケア
人生100年時代の腰痛ケア

モーニング娘。時代、ステージはもちろんフットサルなどでも活躍してきた藤本美貴さん。
昔から腰痛に悩まされ、最近では、首や肩の痛みも気になっているとのこと。
現在、仕事に育児に奮闘中の藤本さんと、整形外科医であり、
早稲田大学スポーツ科学学術員教授、SPINE CONDITIONING STATION
メディカルディレクターも務める金岡恒治先生による、腰や首の悩み痛みについての
スペシャルトークが実現。腰痛に悩むすべての方必見のプログラムです。

忙しいママ世代代表藤本 美貴さん メディカルディレクター金岡 恒治先生

人類の約8割は腰痛を持っている。

人類の約8割は腰痛を持っている。
金岡
藤本さんと腰痛との付き合いはいつ頃からですか?
藤本
そうですね。モーニング娘。に入る前からですね。中学生時代にバレーボールをやっていたんですけど、その頃からです。でも、腰痛って、どこからが腰痛かわからなくないですか。みんな腰痛持ちだったりしませんか?
金岡
そのくらい一般的なんですよね。実はバレーボールは、特に腰に負担がかかるスポーツ。ジャンプと着地を繰り返す。しかもネット際で。これが腰に負担がかかるんです。
藤本
そうなんですね。
金岡
ちなみに、人類の8割は、腰に痛みを持っていると言われています。
藤本
みんな腰痛持ちですよね。
金岡
1年のうち2~3回、腰に痛みを感じる人は相当な数いらっしゃいます。この理由は、人間が二足歩行だから。それが一番の原因なんです。
藤本
全部そこに重みが乗るからということですか?
金岡
はい。背骨に体重がずっとかかっている。その状態で、いろいろと動く。そうなるとどうしても痛みが出てきてしまうんです。
藤本
じゃあ、もうしょうがないことなんですね。
金岡
はい。だけど、それが日常生活に支障をきたすようになったら、困りますよね。
藤本
そうですね。
金岡
今まではどのように腰痛と向き合ってきたんですか?
藤本
整体に行ったり、鍼灸院に行ったり・・・モーニング娘。時代は、(忙しくて)痛いから休むということもできなかったので、痛いままとりあえずマッサージしたり・・・。
金岡
アスリートたちも、そういうところがあるんです。痛いけど休めない。その時の痛みを緩和しながら、続ける。そういう選手たちもたくさんいます。でも、マッサージも、針も、筋肉をほぐしてあげて痛みを緩和するという、起きてしまったことへの対処なんです。私は整形外科医で患者さんを診ることも多いですが、10年位前までは、薬を出すことくらいしかしてこなかったんです。藤本さんは、整形外科医に通ったことはありますか?
人類の約8割は腰痛を持っている。
藤本
はい。マッサージしてもらって、湿布薬をもらって。
金岡
注射は、してもらったことはありますか?
藤本
そこまではないですね。ただ、最近は首とか肩が痛くて、ブロック注射を打ちに病院に行ったりします。
金岡
その首の痛みの原因も、腰痛と同じようなものなんです。先ほどの二足歩行や背骨に体重を感じることと同じように、手を動かすと、やはり首のあたりに負担がかかってしまう。その痛みに対処するために、薬を飲んだり注射を打ったり・・・そうやって痛みを和らげる対処は必要なんですが、できれば、そうならない身体にしたいですよね。
藤本
したいですねー。

腰痛にエクササイズを介入する
ということ。

腰痛にエクササイズを介入するということ。

金岡
腰痛についても、10年前まではお薬を出すしかなかったんですが、今は、この筋肉を使うようにすれば、こういう身体の使い方ができるようになれば、痛みが減るということもわかってきています。だから、今、藤本さんが抱えている痛みや悩みも、運動すればある程度減らすことができるんです。
藤本
なるほど。確かに、今まで腰痛にしても、首や肩にしても、どこかが弱いからそれに引っ張られる感じがしていました。かといって、そこを鍛えようとはしてこなかったですね。
金岡
ちなみにどんなときに痛みを感じますか。
藤本
たとえば、首を左右に傾けたりとか・・・。
金岡
そうですね。筋力が弱ってくると、首の動きがよくなくなってきて、どこか一カ所だけで首を動かしている。そうすると負担がかかってくるんです。そんなときには、筋力を鍛えるエクササイズを介入することで、軽減することができるようになるんです。
藤本
そうなんですね。でも、なんかトレーニングって、自分に負けちゃいそうですね。
金岡
それはありますね、忙しいですし、日々の生活の中で自分の身体を顧みることってそうはありませんしね。
藤本
なかなか難しいですよね。

サポーターの役割を考える。

サポーターの役割を考える。
金岡
藤本さんはコルセットを使ったことはありますか?
藤本
あります。モーニング娘。の活動はもちろん、その中でフットサルもやっていたので、運動はすごくしていたんですけど、それに合わせて鍛えるということはしていなくて・・・。そんな時、たとえば、リハーサル時なんかにコルセットをつけていました。
金岡
コルセットはどんな役割だと考えていましたか。
藤本
周りからぐっと(筋肉を)支えてくれるので、自分が立とうとしたときに立たせてくれるとか。
金岡
そうですね。まさにサポーターですね。バレーボールをやっていた時も使っていましたか?
藤本
いえ。その時はテーピングが多かったですね。
金岡
コルセットも、テーピングも、身体の内側から・・・たとえば、足首なら靭帯、背骨だったら体幹筋という筋肉が背骨を支えているんですけれども、それがうまく支えられていないから、外から支えてあげる。それがサポーターの役割なんです。
藤本
サポーターを日常的に使うと筋肉が怠けるからずっと着けているのはよくないと聞いたことがあるんですが。運動をするときだけ使いなさいとか…。
金岡
そのとおりです。本来なら、筋肉が背骨を支えてくれるわけです。その筋肉がちゃんと背骨を支えることができなくなって、痛みが出る。痛みが出ているときに負担をかけなければ、痛みがなくなっていくのに、どうしてもステージに立たなければいけない。試合に出なければいけない。そういう時には、筋肉の代わりになるものを(外からの力を)借りて、それを使って支えて生活ができるようにしてあげる。それが、サポーター、コルセットの役割なんです。逆に言えば、たとえば体幹筋、腹筋、背筋などをちゃんと使えるように鍛えてあげれば、サポーターなし、痛みなしで生活することができるようになるはずなんです。 
藤本
なるほど。コルセットやサポーターは応急処置みたいな感じなんですね。
金岡
そのとおりです。けがが治るまでの絆創膏みたいなものなんです。

人生100年時代。
健康寿命を延ばすために。

人生100年時代。健康寿命を延ばすために。

藤本
腰痛に対しては、腹筋や背筋を鍛えたりすると思うんですが、首とか肩って、どこを鍛えればいいでしょう。
金岡
まずは、肩甲骨。ここを寄せてほぐす運動をしてみるといいですよ。1日2~3回でいいからやってみてください。あと、首にもインナーマッスルがあるんです。
藤本
えーっ!首って、筋肉のイメージがあまりないですよね。
金岡
実は首の骨の前にある小さな筋肉をうまく使えるようになると、首の痛みもかなり軽減されるようになります。
藤本
なるほど。
金岡
そして腰の場合、腹横筋が大事なんです。
藤本
腹横筋。よく聞きますね。
金岡
腹横筋は、お腹の一番奥のところにあるんですが、その筋肉がちゃんと働いた状態で身体を動かすことが大事。腹横筋が収縮して、腰の骨をしなやかに動かすことができれば、腰の動きもよくなります。そうすることで腰痛もかなり軽減することができるんです。
藤本
よくお腹に力を入れてとか、お腹を使ってとスポーツするときもよく言われます。最近は、私ももうそんなに運動をしなくなったので、腹筋、腹横筋といわれても、なかなか・・・。
金岡
たとえば、笑ったりするときでも、腹筋は使われています。でも、その筋肉を上回る負担が来るから腰痛などが起こったりするんです。
藤本
そのあたりはトレーニングをするしかないってことでしょうか。
金岡
そうですね。筋肉をうまく使うことができるようになれば、長年悩んでいた腰痛も軽減され、なくなったりすることもあるというわけです。
藤本
今は長生きの時代なので、元気で、痛いところができるだけ少ないということがベストですよね。
金岡
そのとおりです。100歳まで生きるためには、体幹の筋肉の機能はちゃんと整えていきたいですね。
藤本
元気で長生きがいいですよね。
金岡
はい。健康寿命を延ばすという意味でも、エクササイズは大事なんです。トレーニングができない人はトレーニングをしてもらう、できる人にはトレーニングを継続してもらうと良いと思います。
藤本
痛みが気にならない、痛みに気が付いていない人はどうすればいいですか?
金岡
意外とトップアスリートでも体幹を上手く使えていない方もいるんです。
藤本
そうなんですね!
金岡
逆に、生まれもって筋肉の使い方が上手な方もいらっしゃるんです。今まで一度も腰が痛くなったことがない、という選手もいました。体の機能と痛みにつながりやすさも関係しているかと思いますが、それはこれから更に研究を続けていきます。

ストレスと腰痛の関係

ストレスと腰痛の関係
金岡
大きな競技大会ではプレッシャーの中で身体を思い通りに動かすのは、すごく難しいことだと思います。心理的なプレッシャーがあると筋肉の使い方が変わる可能性があります。いつもと違う身体の動きになってしまって、それが腰痛を引き起こすとも考えられます。
藤本
それはわかります。ステージに立つとか大会に出るとなると、いつもどおりに動けないというのはわかる気がしますが、一般の生活をしていてもそのようなことがあるんでしょうか。
金岡
仕事の中でのプレッシャーや、会社にいるときに姿勢を正したり、ということも同じだと思います。人によって心理的ストレスの感じ方も変わると思いますが…。いつもどおりじゃない状況になった時には、腰痛を引き起こすリスクが高まると言ってよいかもしれません。気温が下がって寒くなっても腰痛を引き起こしやすくなります。そのようなコンディションやメンタルが、腰痛の発生にも関係してくるんですよね。以前は、腰痛の原因が気持ちによるものと言われていたこともあったんです。
藤本
ええー!病院に行っても治らないということですか?
金岡
あくまで、メンタルは痛みを引き起こす一つのきっかけでもあります。ですが、痛みが起きているそのものの理由は別のところにあるので、そこはしっかりと把握することが必要ですね 。

先生に聞いてみたいこと

先生に聞いてみたいこと
金岡
お子さんはケガをしてしまうことはないですか?
藤本
たまにありますが、頻繁ではないですね 。
金岡
お子さんは、スポーツをしていますか?
藤本
スケボーやスノーボードはやっています。何が一番バランスの良い運動なんでしょうか 。
金岡
水泳は関節の動きを柔らかくする動きが多いので、バランスのよい運動でおすすめです。野球選手でも水泳をやっていたという選手も多いです。肩を柔らかくするメリットがありますね。あとは、子供にうちにいろいろな種目にチャレンジすることが、バランスの良い運動になります 。
藤本
そうなんですね!
金岡
日本では一つの種目をやっていく方が多いですが、さまざまな種目にチャレンジして、いろんなパターンの動きをすることが大事ですね 。
藤本
わかりました。本日はいろいろと教えていただいて、ありがとうございました!
金岡
ありがとうございました 。

PROFILE

藤本美貴 さん 藤本 美貴 さん
藤本 美貴 さん 1985年2月26日生まれ、北海道出身。A型。
モーニング娘。のオーディションを受けた事がきっかけで歌手デビューに至る。
2009年にお笑いコンビ・品川庄司の庄司智春と入籍し、現在、一男二女の母親。
ヨガインストラクターの資格を持つ。
金岡 恒治 先生 早稲田大学スポーツ科学学術院教授
金岡 恒治 先生
早稲田大学スポーツ科学学術院教授
金岡 恒治 先生
1988年筑波大学を卒業し、筑波大学整形外科講師(脊椎)を務めた後、
2007年から早稲田大学でスポーツ医学の教育・研究にたずさわる。
シドニー、アテネ、北京五輪の水泳チームドクターを務め、ロンドン五輪にはJOC本部ドクターとして帯同。
アスリートの障害予防および腰痛運動療法の研究・普及に従事し、体幹深部筋研究の第一人者。